- 月イチの憂鬱をポジティブに -
生理とキレイの関係
生理とうまく付き合って
キレイを手にいれよう
お肌の調子が狂ったり、イライラがつい顔に出てしまったり…月に一度の生理は、どうしても憂鬱になりがち。だったら、生理中ならではのキレイの術を身につけて、明るくポジティブに過ごしませんか?
スキンケア編
「生理前になると、にきびができて…」これは月経前症候群『PMS』の症状のひとつかもしれません。プロゲステロンというホルモンが、皮脂の分泌を活発にし「肌荒れ・にきび」起こしやすくするのです。だからといって顔の洗いすぎはNG。より皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。
こすらず優しく泡で洗って、そのあとは、洗顔で洗い流された天然の保護膜のかわりに、保湿をしっかり行い、油分が少ないクリームで肌を保護するようにしましょう。実践している人は少ないですが、季節によって洋服の衣替えをするように、実はスキンケアのアイテムや方法も、月経周期に合わせて変えていくことが大切なのです。
甲南女子大学看護リハビリテーション学部
清水美樹 助手(助産師)
メイクアップ編
にきびをファンデーションやコンシーラーなどで隠すと、よけいに悪化させてしまいます。そこで発想の転換。隠すのではなく、目線をそらせる作戦で乗り切りましょう。月経前のホルモンによるにきびは、口周りにできることが多いので、この時期はメイクのポイントを目元にもっていくようにしましょう。
メイクはバランスが命。ポイントを絞って強弱をつけることで、ぐっとあか抜けた印象になります。特に「イライラ」といった症状も出やすく、ついつい怖い顔になっていることが多いこの時期は、目元に丸みを持たせて柔らかなかわいらしい印象にするのが正解。アイラインは黒目の上下をやや太くしてアーモンド形にして丸みを強調し、マスカラはまつ毛全体に乗せたあと、黒目の上下に重ね付けすることで、さらに目元の丸みを強調できます。
甲南女子大学看護リハビリテーション学部
清水美樹 助手(助産師)